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ー部材の安全性をチェックすることによるくさび型足場の安全対策ー

くさび型足場は、常に墜落などの危険にさらされています。
そのため、くさび足場の作業での事故を防止する際にネットの設置をするといった安全対策を行ったりもしています。
一方で、足場工事をする際に部材を設置する前に部材自体の安全性をチェックすることも重要な安全対策です。
そこで今回は、足場工事の現場で用いられることの多いくさび型足場の安全対策をテーマに解説していきましょう。

 

くさび型足場で必要な安全機材の有無をチェックする

くさび型足場には、安全機材の有無をチェックすることが重要です。
安全機材とは次のような部材を指し、これらの部材を用意することが重要な安全対策と言えます。

 

・先行手摺(セーフハンガー)
・幅木(セーフアングル)

 

先行手摺(セーフハンガー)

先行手摺とは、足場の組み立てや解体時に使用できる手すりのことです。
組み立てる際には最上部の組み立て時に先行して手すりを設置することで安全対策になります。
一方、解体するときは最後に作用床を取り除くまで残って手すりとして機能する部材でもあります。
このように足場工事では組み立ても解体も常に手すりとして機能し、安全対策として活躍する部材です。
先行手摺を使った足場工事の工法を手摺先行方式と呼んで施工しています。

 

幅木(セーフアングル)

くさび型足場では安全対策の部材として幅木も使用します。
間埋め付幅木がそれにあたり、踏板からの転落を防ぐ擁壁のような役割を果たしているのが特徴です。
支柱と踏板の間の隙間を埋めてくれるので物の落下を防止する機能があります。
この機能によって足場の安全対策となるのです。

 

部材に認定合格証が付いているか?

足場の部材を調達する際も安全対策があります。
それはきちんとした品質の物かどうかという点です。
使用中は、くさび型足場の部材にさびや破損がないかといったチェックをして安全対策を行いますが、導入前には品質が保証されたものかチェックすることも重要です。

 

購入前の安全対策!認定合格証とは?

購入前の安全対策といえるのが認定合格証で、これは一般社団法人仮設工業会が認めた品質の部材につけられる保証です。

 

仮設機材に関する厚生労働省規格及び一般社団法人仮設工業会の定める仮設機材認定基準があります。
これは、仮設構造物(仮設足場、型わく支保工等)の安全性を確保するために定められた基準であり、仮設機材認定基準をもとにして販売される前の足場部材が審査にかけられます。

 

この審査では基準に適合しているかをいくつかの検査によって確認されており、足場工事の現場で安全に使用できるかどうかをチェックするものです。
これは足場部材を選ぶ際の重要な安全対策となるでしょう。

 

一方で、足場の部材を製造している工場にも認定が行われています。
部材だけを試験場で検査して安全性が認められるのではなく、製造元を訪問して工場審査や製品の抜取試験まで行っているのが特徴です。

 

このように厳しい審査や検査を受けて、それをパスしたものだけが認定合格証のある部材として認められます。
それだけ安全性の高いものを採用すれば、安全対策として準備段階において重要なものとなるでしょう。

 

まとめ

足場工事の現場では施工管理だけでなく安全対策を中心とした安全管理も重要です。
今回は施工する際のくさび型足場について、その安全性を確認するためのポイントを中心に解説しました。
くさび型足場は改良が加えられており、床部分の安定性や管理のしやすさなどの特徴があります。
しかし、部材自体に安全性が確保できているかきちんとチェックすることは安全対策上重要といえるので、現場では施工前にこまめなチェックを行って安全確保をしているのです。

 

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